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ご挨拶

院長挨拶

院長 立川 洋一
 平成28年8月1日より院長に就任いたしました。よろしくお願いいたします。
 当院は岡敬二理事長のもとに医療、介護、保健、福祉分野で地域社会の発展を目指す社会医療法人敬和会の急性期病院です。今年で創立63周年目を迎えます。
 当院の使命(ミッション)は「国際標準の医療を卓越したチームで提供し、患者さん一人ひとりの健康寿命を延ばすことに貢献する」ことです。これを達成するため、「1.安全で、信頼される救急医療・急性期医療を、誇りを持って提供します。2.優れた医療人を育成します。3.急性期病院として、医療・介護・保健・福祉と良好な連携を構築します。」を方針(ビジョン)として掲げています。
 医師約50名弱を含む大分岡病院の全職員は約530名で、224床、21診療科を有する二次救急病院および地域医療支援病院として急性期医療に携わっています。救急車受け入れは県内トップクラスの年間約2000から2200台であり、大分市東部圏域の救急医療に貢献しています。
 基本的な考え方として、①職員重視、②独自能力、③患者中心、④社会との調和の4つを掲げ、職員の人材育成、当院独自の高度急性期医療・専門医療・救急医療、患者中心の安全・安心な医療、地域医療連携と介護・福祉・保健との連携・協働による地域貢献を同時、並行して総合的に取り組みます。
 当院の特徴の一つは、急性期病院として、診療科ごとの運営ではなく、センター方式をとっていることです。「心血管センター」は、循環器内科と心臓血管外科を中心とする循環器疾患治療センターであり、心臓病を中心に、血管病(動脈疾患、静脈疾患)等の治療も積極的に行い、優秀な成績を挙げております。「消化器センター」は、消化器内科と消化器外科を中心とする消化器疾患治療センターです。緊急内視鏡治療、緊急手術に対応できるほか、がんの治療も積極的に行っています。「救急・総合診療センター」は、全員参画の救急医療、断らない救急医療を目指し、「心血管センター」、「消化器センター」と共に専門医による24時間、365日の診療が可能になっています。「創傷ケアセンター」は形成外科を中心に循環器内科と心臓血管外科を加えた慢性創傷治療センターです。動脈疾患による四肢の血行障害による難治性創傷(重症下肢虚血といいます)を、循環器内科による血管内治療(カテーテルを使った治療)、心臓血管外科によるバイパス手術、さらにこれらの併用による血行再建と形成外科による創傷治療を中心に、多職種によるチームで集学的に治療します。難治性創傷の治療では日本を代表するセンターです。「口腔顎顔面外科・矯正歯科センター」は形成外科と口腔外科、矯正歯科による日本でも数少ない「顎・顔面治療部」です。「サイバーナイフがん治療センター」は大分県に1台しかないサイバーナイフを使ったがんに対する定位放射線治療を行うセンターで、がん治療に貢献しています。 その他の診療科についても今後は随時、急性期機能を強化、拡充させる予定です。
 当院の特徴の2つ目は、地域医療支援病院であることです。平成18年に認定を受け、かかりつけ医の先生方やその他の医療機関からの紹介患者さんを中心とした診療を行っています。平成28年7月末現在、紹介率は約85%で、187の医科施設、51の歯科施設、合計238の医療機関と連携登録を結び、強力に地域医療連携を進めています。
 3つ目の特徴として、患者さんの安全、安心につながる質の高い急性期医療を提供きるように職員の人材育成にも力を入れていることです。基幹型医師臨床研修病院として初期臨床研修医を養成し、看護師はじめ多くの医療職実習指定病院も引き受け、医療職を育てることで社会貢献を果たしています。
 その他に、医療の国際化にも取り組んでいます。中国瀋陽医学院らと友好協定や提携などの国際交流を行ない、すでに日本の国家試験に合格した2名の中国人看護師が当院で看護実務を担当しています。また、10年を超える口唇口蓋裂のベトナム無償医療支援を毎年継続しており、担当医師、医療職に勲章や感謝状が贈られています。
 以上のようなミッション、ビジョン、運営方針を遂行する上で、以下のような全職員が共有すべき価値観(バリュー)を掲げています。それは、1.生命の尊厳と多様な患者ニーズの最優先、2.国際標準による医療の質向上と研究、3.プライバシーの尊重と個人情報保護、4.謙虚さとホスピタリティ、5.挑戦・成長・育成・変革、6.職員としての誇りと病院を大切に思う心、7.信頼・感謝・相互支援、8.医療・介護・保健・福祉の連携と公益性の追求、の8つです。職員、患者・患者家族、病院・法人、地域社会のいずれもが幸せになれる価値観ということで、これらをまとめてテトラハピネスと呼んでいます。
 今後は、2025年、2035年の医療、介護のあるべき姿を目指し、地域包括ケアシステムの推進に向けて急性期病院としてできることに積極的に取り組んで参ります。引き続きご支援賜りますようよろしくお願いいたします。